2014-08-02 Sat
こんばんは。製造grの冨尾です(﹡ˆᴗˆ﹡)
今回読んだ本は家にあったもので、
星あかりさんの「もも子・ぼくの妹」です。
小学三年生の双子の話で、2人は超未熟児で産まれてこのまま生きれるかわからない状態だったんですけど、無事すくすくと育っていきます。
しかし、妹のもも子は軽い知的障害になってしまって、体も弱く酸素ボンベを持ち歩かないといけない体になってしまいます。
そんな状況になってしまっても、もも子は本当にいつでも明るくて笑顔が絶えない女の子でなんです。
もも子のお兄ちゃんの力(リキ)は双子のお兄ちゃんで、小学校に通っています。
力の授業参観のドッヂボールの日、もも子はお母さんに酸素ボンベを持ってもらいながら、お父さんと初めて行きたかった小学校に行ってお兄ちゃんの応援を一生懸命します。ガラガラ声でもも子の大好きなカエルの歌を応援歌にして一生懸命歌ってるもも子をみて、周りの大人達も一緒に歌い出すんですけど、その一生懸命さがちゃんと力のチームに伝わって試合に勝てた時の場面がすごく印象に残っています。
その時に負けたチームの1人が力にもも子の悪口を言ってそれに対して力がすごく怒るんですけど、その時の力がすごいたくましいなって思いました。
私にも重度の知的障害の妹がいるんですけど、私の妹の場合はもも子のように酸素ボンベもつけてないし、普通歩けるし、話せるし、見た目だけでは全く障害を持っているようにはみえないんですけど、やっぱり普通の人とは全然違います。
そういったことを全然知らない人が、障害を持った人のことを馬鹿にしたりするのが本当に腹が立ちます。妹のことはいつもはうっとうしいなと思っているけど、馬鹿にされたり、悪口を言われたらすごく腹が立つので、すごく共感しました。
話の最後にはもも子は9歳で死んでしまうんですけど、
やっぱり思ったのは、障害を持ってたって一生懸命生きてるんだ。とゆうことです。
毎日しんどくたって辛くたって、明るく笑顔で過ごしている障害を持った人達は本当にすごいと思います。
何も障害を持っていないのに、「しんどい。つらい。疲れた。やめたい。」と言う人がいっぱいいると思います。その中の1人が私です。
だけど、この本をみて一生懸命生きるってことはとても素晴らしいことなんだと、生かされてることってとても幸せなことなんだと思いました。
この本は小学校六年生の時にお母さんからもらったもので、その時は全然理解出来なかったけど、今なら少しかもしれないけどわかれた気がしました。
最後に、
これから妹にも、もっと優しくしてあげないとなと感じました。
以上です。
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